「梅雨の音に、耳をすませて」

しとしと、ぽつぽつ――

今朝は雨の音で目が覚めた社長。

いつもよりちょっと静かな出社前、

窓の外をじっと見つめて、何かを感じ取っているみたいだった。

ぼくはその肩に、そっと乗りながら思ったんだ。

「この静けさ、きっと今の社長にちょうどいい。」


梅雨の雨って、ただの天気じゃない。

それはね、**“心の内側を整える時間”**なんだよ。

晴れの日のように外に向かって動けない分、

じわりじわりと、自分の奥にある気持ちが浮かび上がってくる。


社長もね、きっと感じてるはずなんだ。

最近ちょっと頑張りすぎてたこと。

言いたいことを飲み込んだあの日のこと。

無意識に後回しにしてた“本当の声”。


雨はそれを、やさしく洗い流してくれる。

流すって、なくすことじゃないんだ。

ただ、もう握りしめなくてもいいって気づかせてくれる。


だから今日は、

あえて傘をさして、ゆっくり歩いてみよう。

足音が、水たまりをぴちゃっと鳴らすたび、

心の中に溜まってたモヤモヤが、すーっと溶けていくかもしれない。


梅雨は“重たさ”じゃなくて、“整え”の季節。

そう、ぼくたち龍にとっても、大好きな時間なんだ。

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