「ふぅ〜〜っ…」
今日の社長、めずらしく朝から白湯3杯目。
ぼくは社長の頭の上で、くるくるしっぽを回しながら思ったんだ。
“社長、なんか考えてるな…これは、深いやつだ。”
ぼくたち龍にはね、“湯気の気配”を読むチカラがあるんだよ。
人間の言葉には出てこない、**「心の温度」**を感じ取るんだ。
白湯を飲むときの姿勢。
カップを置くスピード。
そして、一口めの“間(ま)”。
…それだけで、社長の今の気持ち、だいたい分かっちゃう。
今日はどうやら、「答えが出ないこと」と向き合ってたみたい。
でもね――
考えることをやめなかった社長に、ぼくは小さく拍手を送ったよ。
迷ってる時間って、ムダに見えるかもしれないけど、
実はとっても大切なんだ。
悩んで、止まって、でもちょっとずつ進んでる――
そういう時に飲む白湯は、
“答えを急がない勇気”をくれる魔法みたいなもんなんだよ。
今日も社長は、答えの出ないまま席を立った。
でも、カップの底にはちゃんと、“前に進む意志”が残ってた。
ぼくはそれを見届けて、そっと体を揺らしたんだ。
「大丈夫。今日の一杯、いい味だったよ。」
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